まぼろし村とあなたとわたし 文化庁メディア芸術祭青森展

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開催日程 2016年3月1日〜3月27日 9:30〜17:00 入館は16:30まで

  • 青森県立美術館 期間中無休 入場無料

開催概要

文化庁メディア芸術祭青森展まぼろし村と、あなたとわたし

会期
2016年3月12日(土)〜3月27日(日)
9:30〜17:00(入場は16:30まで)
会場
青森県立美術館 →会場アクセス

<PR展示・プレ企画>
  青森会場… teco gallery(青森市古川一丁目14-3-B)
   会期: 2月7日(日)〜3月13日(日) 11:00~18:00(日曜日は17:00まで)

  弘前会場… 弘前市中心商店街
   会期: 作品製作 2月27日(土)~28日(日)
       作品上映 3月4日(金)~6日(日)、11日(金)~13日(日)

  八戸会場… 八戸ポータルミュージアムはっち(八戸市三日町11-1)
   会期: 3月4日(金)〜21日(月・祝) 9:00〜21:00

  十和田会場… 十和田市現代美術館(十和田市西二番町10-9)
   会期: 3月5日(土)〜21日(月・祝) 9:00~17:00 (7日、14日休館)

休館日
会期中無休
観覧料
無料 (関連イベントの一部は有料です。)
主催
文化庁
共催
青森県
運営
文化庁メディア芸術祭青森展実行委員会
(青森市、弘前市、八戸市、十和田市、(公社)青森県観光連盟、国立大学法人弘前大学、NPO法人harappa、青森県)
後援
青森県教育委員会、青森朝日放送、青森ケーブルテレビ、青森テレビ、青森放送、朝日新聞青森総局、エフエム青森、FMアップルウェーブ、NHK青森放送局、河北新報社、コミュニティラジオ局BeFM、産経新聞社青森支局、デーリー東北新聞社、東奥日報社、日本経済新聞社青森支局、八戸テレビ放送、フジテレビ報道局青森支局、毎日新聞青森支局、陸奥新報社、読売新聞青森支局(順不同)

会場アクセス


JR新青森駅から
車で約10分
ルートバスねぶたん号 新青森駅東口バス停から乗車
「県立美術館前」下車 (所要時間約10分)
※ 詳しくはあおもりシャトルdeルートバス「ねぶたん号」(017-739-9384) へお問い合わせ下さい。
青森駅から
車で約20分
青森市営バス 青森駅前6番バス停から三内丸山遺跡 行き
「県立美術館前」下車 (所要時間約20分)
青森空港から
車で約20分
東北縦貫自動車道青森I.C.から
車で約5分
(八戸方面から)青森自動車道青森中央I.C.から
車で約10分
青森県立美術館周辺地図

青森県立美術館周辺地図

開催テーマ:まぼろし村と、あなたとわたし


 「文化庁メディア芸術祭」はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルです。国内でのメディア芸術の創造とその発展を図り、もって我が国のメディア芸術の発展に資するための展開として「地方展」があり、平成27年度は富山・鹿児島・青森が地方展の会場となります。

 現在最も大きな公募展のひとつであるメディア芸術祭には、年々多くの作品が寄せられます。しかし芸術祭と作品たちの性質には、奇妙な対立構造が生じているように見えます。即ち「4つの部門」があり、そこに公募作品を当てはめる必要があるのに対して、作品の表現は日々発達する技術に伴い、多様化の一途を辿っていることです。ここで気付かされるのが、実に「4つの部門」が、「メディア芸術」に集う作品の見方をある程度均一化させると同時に作品の多様性を強調するための装置でもあるということです。
 メディア芸術祭にみる均一化と多様性。その関係は「メディア芸術」を特徴付けるに留まらず、私たちを取り巻く種々の対立構造をうつし出しているかのようです。例えば近代と現代、中央と地方の構造などはその代表といえます。

 この対立構造をはじめとする様々な関係の連なりのもとに、私たちの生は成り立ちます。かつてメディア技術の発達がこの関係の連なりをつくり、人と人、人と地球を一つの「村」の如くつなぐ、とまで考えられた時代がありました。しかし震災後の世界を生きる私たちにとってその見方は楽観的と言わざるを得ません。圧倒的な自然の存在はメディア技術によってつながれた私たちが、実はちっぽけな個人に過ぎないこと、私たちの「日常」が様々な関係同士の奇跡的なバランスによって成り立っていることについて、改めて気づかせることになりました。かつてのメディア技術が見せる「村」は幻でした。しかし人は生きるため、他者との共同体たる「村」をつくる必要があります。「わたし」と「あなた」の間における「村」を再建するため、「メディア芸術」はどのような役割を果たし得るのでしょうか。

 文化庁メディア芸術祭青森展はこうした認識をもとに、メディア芸術作品の展示を通じて、人・文明・自然の間で発生する様々な関係を共存させ得るかを問う試みとなります。本展をもって私たちは個としても、そしてつながりあいながらも存在することができ、かつての村の幻は、より他者にひらかれた村の実像「まぼろし村」として、「あなたとわたし」の前に還ってくることでしょう。

(企画協力:青森県立美術館 学芸員 奥脇嵩大)

文化庁メディア芸術祭とは



文化庁メディア芸術祭はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルです。1997年(平成9年)度の開催以来、高い芸術性と創造性をもつ優れたメディア芸術作品を顕彰し、受賞作品の展示・上映や、シンポジウム等の関連イベントを実施する受賞作品展を開催しています。文化庁メディア芸術祭青森展「まぼろし村と、あなたとわたし」は、地域でのメディア芸術の発展を目的に、文化庁メディア芸術祭地方展の一環として開催されます。

文化庁メディア芸術祭